2014年12月21日日曜日

競技ダンス実践テクニック「ハードボディ&ソフトハンド」



動画は2014年11月16日にオーストリアのViennaで行われたWDSFのWorld Open Standardの決勝の模様です。

まあ、我がダンスファイナルでは、先日もベーシックも満足に踊れない超初心者のO組が4級から数ヶ月でD級に昇級したわけですが、これはO組がダンスファイナルのレッスンを受けて、いわゆる「踊りがうまくなった」とか、高度なフィガーを多用したとかいうことではありません。

ベーシックも満足に理解できない超初心者のO組がうまいはずもありませんし、何年あるいは十数年もダンスを踊ってきた他選手に比較すれば、技術的にはもう、目を覆わんばかりの低レベルなものです。

しかし、その熟練者を尻目にゴボウ抜きでD級に昇級したわけです。

これはO組が、ダンスファイナルのレッスンで学んだ、「競技ダンスにおける基本的なこと」を正しく踊ろうとしているということが審査員にアピールしたからにほかなりません。

その基本的なことの第一は、もちろん、音にステップを正確に合わせることです。

そして、第二は、正しい立ち方と正しいホールドを保って踊ることです。

第三は、限界の大きなストライドです。

これ以外の、音楽的表現だのフットワークだのは、超初心者超老人老婆勢揃いの我がダンスファイナル会員諸氏にはまったく不可能なことですので、いっさい必要ありません。

人間は諦めが肝心ですので、捨てるところは捨てないと、何も達成できないことになります。

無駄なものはどんどん捨てるという断捨離は家庭生活に限らずダンスに置いても活用できる思考法ですので、いらないものはどんどん切り捨てて、精神状態をクリアにしてください。

ダンスの技術向上のためには、プラスすることではなく、マイナスすることが重要です。

何年あるいは十数年もかかって下位級で苦しんでいる選手は、何が足りないかではなく、何が余分なのかを考えることが必要です。

その余分なものは、市井に氾濫する、話にもならない低レベルなコーチ・先生あるいは加齢により脳がおかしくなった教え魔の先輩ダンサーに刷り込まれた、愚にもつかない間違った技術ですので、それをいっさいがっさい捨てることが必要です。

それをきれいさっぱり捨て去ってから、プロフェッショナル統一全日本ダンス選手権大会のファイナリストレベルのトッププロに正しい教えを乞えばいいわけですが、どういうわけか、そんな選手は私の周囲にはさっぱり見当たらず、あいわからず、どう考えてもまともなことを教えるとは思えないわけのわからないコーチ・先生に習って、老い先短い人生の残り少ない時間を膨大に無駄にしているわけです。

トッププロは下位級の選手には教えてくれないというデマもありますが、そんなことはありません。

プロはご商売ですので、アプローチの仕方によってはいくらでも教えてくれます。

ただし、ダンサーの頂点であるトッププロは天才であるだけに例外なく大変エキセントリックですので、あなたの性格とのご相談ということになります。

いずれにしても、ド下手がド下手なコーチ・先生に習えばさらに下手になるというのは子供でも分かると思いますが、ハエは生ゴミに集まるというのか、クズはクズどうし寄り集まるというのか、老齢による軽度認知症でわけがわからなくなっているというのか、とにかく、無意味なことはやめて、落ち着いて冷静にものごとを判断して、効率よく昇級できるような正しい方向性をつかむことが必要です。

もちろんダンスファイナルの10分程度の無料レッスンでうまくなろうなんてのは愚の骨頂で、時間の無駄の見本みたいなものですが、まあ、ダンスファイナルは健康第一を旨としておりますので、あちこちの身体の仕組みについて無知蒙昧で愚鈍なコーチ・先生による間違った指導で壊された身体の治療・回復と思えば、その効果は歴然であるのを実感される会員諸氏は多々おられると思います。

まあ、ダンスファイナルは下手過ぎてどうにもならないド下手能無しクズゴミ選手の最終道場というご意見もありますが、私は魔法使いではありませんので、私の指導を受けたからといって、即効果が出るということでもありませんし、脳の具合が著しく悪くて日本語もうまく理解できない人の場合は、全く効果がない場合もあるということを予めご了承いただきたい。

ド下手能無しクズゴミの皆さんに対する悪口雑言暴言の数々はともかく、その正しい方向性は、この動画の選手のような、皆さんの所属しているJDSFの上部団体であるWDSFのトップアマ達の踊りにあります。

それで、この動画から今回学んでほしいことは、競技ダンスにおける身体の作り方の基本中の基本の「ハードボティ&ソフトハンド」です。

もちろん、これは特定の男女ペアで競技ダンスを踊る際の基本であって、不特定多数の相手と踊るサークルダンスやパーティーダンスにおける基本ではありません。

この「ハードボティ&ソフトハンド」は、正しいポスチャー&ポイズと正しいホールドを踏まえてのことですが、その姿勢、形、を崩さずに踊るために必要な要素です。

しかし、実際に聞いてみると、「ポスチャー&ポイズ」同様に、「ハードボディ&ソフトハンド」という言葉を聞いたことすらない人がほとんどですので、いくらこれを解説してもなかなか理解できす、ほとんどの選手が真逆の「ソフトボディ&ハードハンド」で踊っています。

ハンドというのはいうまでもなく「手」です。

手は手首から先の、手のひらと指を含めた部分です。

肩から手首までは、「腕」つまり「アーム」です。

だから、体幹。頭部、腕を含めてボディであり、手首から先の手のひらと指のみがハンドということになります。

もう一度言いますが、「手首から先の手のひらと指」以外はボディです。

ハードというのは「堅い,固い,硬い,硬質の」ということです。

ちなみにソフトは「柔らかい」です。

当たり前です。

しかし、当たり前のことが当たり前に理解できないから、ポスチャーもへったくれもないくらいひん曲がってふにゃふにゃのホールドで下を向いてちょこちょこと情けない踊りをして下位級に甘んじているわけです。

たとえば、「ストライドを広げなさい」と指導すると、「ストライドってなんでしょうか?」と質問されます。

「ストライドは歩幅です」と言うと、「歩幅を広げるにはどうするんですか?」と質問されます。

「歩幅を大きくすれば広がります」と言うと、「歩幅を大きくするにはどうするんですか?」と質問されます。

まるでコントですが実話です。

これは、サポートティングフットだのムービングフットだのと、ド下手能無しクズゴミにはどうでもいいことをどこかのマヌケなコーチに習ったために、まともな会話が成り立たなくなっているわけです。

すべてがこの調子ですので、とにかく、「当たり前のことを当たり前にする」という当たり前のことを当たり前に理解することが当たり前のダンスをするために必要なのは当たり前であるということを当たり前に理解しなければなりません。

さて、無駄話はともかく、その当たり前の基本中の基本が「ハードボティ&ソフトハンド」であるわけですが、それを今回の動画からも学ぶことができます。

まあ、踊っているのは世界のトップ選手ですので、私達には望むべくもない極限のアウェイ(男女が身体を反らせることによる男女間のフォルム)やスウェイはともかく、この動画を見てもわかるとおり、選手は全員が手首まで含めて剛直なホールドのハードボディで、さらに限界のストライドのハードなムーブメントであるということがわかります。

そうとう脳の具合が悪い人でも、この動画の選手の誰一人として、ふにゃふにゃの柔らかいホールドで、へろへろなしょぼい動きの選手は居ないのがわかるはずです。

いわば、「ハードボディ&ハードムーブメント」です。

全員が限界のハードなホールドで、限界のストライドでハードで鋭いムーブメントで踊っているわけです。

ムーブメント・動きの柔らかさというのは、鍛えぬかれた強い脚力によるスイングの大きさと、絶え間ない練習の結果の熟練度によるスムーズな動きによって醸しだされるのものであって、「意識的に柔らかく踊る」ということではありません。

もちろん、関節の可動域の大きさによる柔軟性と「意識的に柔らかく踊る」ということは根本的に違います。

審査基準にも「柔らかく踊る」という項目はありません。

足腰を鍛え、限界のストライドで練習を限りなく繰り返すことがスムーズでイン・タイムな踊りに結びつき、それが審査員に評価されるのであって、柔らかさを基準にして審査員がチェックを入れることはあり得ません。

脚力もなく熟練度もないものが「柔らかい動き」なんてことを意識すると、ふにゃふにゃのホールドでへろへろの踊りになり、競技ダンスの基本中の基本から外れてしまうわけです。

ところがこれを理解したと思っても、練習場などで脳の具合が極めて悪い先輩ダンサーにひと言「踊りが硬い、もっと柔らかく」なんて言われるようもんなら、すぐ動揺して、真逆の「ソフトボディ&ハードハンド」になって、ふにゃふにゃのホールドとへろへろの動きになるわけです。

それで一次落ちして大反省したはずのBB組でさえも、なかなかこれを継続することができないところに、人間の面白さがあるわけです。

私は現役時代に5人のトッププロに師事しましたが、誰一人として「柔らかいホールド」だの「柔らかく踊れ」なんてバカな指導はありませんでした。

「もっとホールドを張れ、枠をしっかり、ボディに力を入れろ」「限界までストライドを広げろ、もっと大きく、もっとハードに」ということが共通の指導でした。

つまり、レベルが低いコーチほど「柔らかく踊れ」と言い、レベルが高いコーチほど競技ダンスにおける基本中の基本の「ハードに踊れ」という指導であるわけです。

だから、もし、あなたが低レベルなコーチ・先生あるいは脳神経細胞が極度に萎縮し脳機能が著しく低下した先輩ダンサーに「柔らかく踊れ」と言われた場合は、いっさい相手にしてはいけません。

意識で柔らかい踊りを演出しようと思うと、ホールドが緩み、ボディが緩み、ストライドが縮み、音にも甘くなり、審査員がチェックを入れようがなくなる踊りになります。

本来の踊りの柔らかさというのは、鍛えぬかれた強靭な足腰による強烈なスイングあるいは限界のストライドと、絶え間ない練習を継続した結果の熟練度によるスムーズなムーブメントにより生み出されるということが競技ダンスの根本であるということを、あなたの衰えた海馬を叱咤して、なんとか記憶していただきたい。

まあ、これを読んでる人がいるのかどうかも怪しい上に、読んでも前頭葉の働きが極めて悪いために理解できない人も多々おられますから、これだけ口を極めて罵っても、あいかわらずふにゃふにゃのホールドでへろへろの踊りをするとは思いますが、まあ、あとはいつものように神に祈るしかありません。

なむあみだぶなむあみだぶ。

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2014年7月4日金曜日

競技ダンス実践テクニック「競技ダンスにおけるプライオリティ(優先順位)」



2014年2月23日に、エストニワ共和国の首都タリンで行われた、WDSF GrandSram Standard のセミファイナルの様子です。

皆さんの所属するJDSFの上部団体であるWDSFの頂点のGrandSramにおける世界のトップ選手の踊りですので、フィガー等の技術的なことは真似るべくもありませんが、いつも言うことですが、立ち姿の美しさ、ホールドの大きさとボリューム、ストライド・歩幅の大きさは、誰でもその方向性を学ぶことができます。

まず、男女ともにネックラインの美しさに注目してください。

これは頭部を限界まで引き上げるということがその基礎にあります。

頭部を限界まで引き上げると、必然的に肩が下がり、この美しいネックラインを作ることができます。

また、顔の向きにも注目してください。

特に男性がほとんどの場面において、どの選手も美しいラインで右側の頬を見せて踊っています。

つまり、実践的には男女ともに左上方向に顔を向けて踊れということです。

これが最も重要なことの一つであると常々力説しているわけですが、レッスンの最中にいくら言っても、次回のレッスンまで覚えている人は皆無です。

まあ、これは中高年老年ダンサーに共通の老化による脳の委縮あるいは海馬の機能劣化が大きな原因であるわけですが、何を優先するかという競技ダンスにおけるプライオリティを理解し、その残り少ない脳機能の全てを顔の向きということに使えば覚えることは可能ですので、認知症寸前の瀕死の状態の皆さんの脳でもどうにかなる可能性もありますから諦めてはいけません。

ダンスの大前提である音が合っているかどうかということは論外として、採点基準の中心となるのは、全てを含めての「美しさ」ということが第一義であるということを理解してください。

その分かりすい実例としては、カウントもわからない、ステップもわからない、動けない、踊れないという四重苦の超初心者のS組が、体型による立ち姿とホールドの美しさのみで6級からD級に6か月という短期間で昇級し、さらに先日の競技会ではD級競技会で信じられないことに準決勝に進出したことでご理解いただけると思います。

これは数十年にわたって必死で技術の練習に明け暮れて、ようやくD級C級になった選手にはとても理解できないことですが、競技ダンスにおいては、細かい技術の研究をすることよりも、立ち姿、ホールドの美しさについて研究した方が、より効果的に昇級に結び付くということです。

もちろん、上級に行けばいくほど、その美しさには技術、構成、表現力など、多岐にわたる条件も加わり、複雑に関わってきます。

しかし、皆さんのような、ダンスの基本中の基本である音さえ満足に取れないあるいは取れているのかどうかさえ分からない、まともにステップも覚えられない、立てない、歩けない、動けない、右も左も前も後ろも何がなんだかわからないというような脳がスカスカ廃人寸前無能力レベルダンサー諸氏の場合は、細かい技術的なことはどうでもいいということを理解してください。

ものごとは単純化すると、その真理が見えてきます。

競技ダンスの真理は「美しさ」です。

その「美しさ」は、顔の向きとネックラインからショルダーラインによって形成される部分によって大きく左右されます。

それは、人間の大脳には「顔」を認識し判断する能力を司る部分があるからです。

顔により個体を分別しその表情を読み取り社会生活を行うことが、生命維持においても重要なファクターとなるため、脳は優先的に顔周辺の状態を認知し判断するようなシステムになっています。

だから、審査員は脳機能にしたがって、優先的に顔周辺の状態である頭部を中心としたラインを認識し判断するようになっています。

もちろん、美しさには身長と頭部の大きさ、手足の長さ、そのバランスを全て加味して判断されるわけですので、身長の高いものが有利であるのは否めません。

しかし、それでも、脳に備わった機能で顔と頭部中心としたラインが美しさの大きな要素となりますので、たとえ身長に恵まれない選手であっても、その部分に大きなウエイトを置いて美しさというものを追及すれば、より効果的な結果を導き出すことができます。

また、この動画でさらに目立つのはどの選手にも共通した、数年前とは比較にならないホールドの大きさとボリュームです。

これは年々、ボリュームを含めたホールドの枠の大きさが増して、現在の究極ともいえる形になったわけです。

つまり、より大きなホールドとボリュームが採点に大きく関わるからであるのはいうまでもありません。

まあ、今回、解説したことは、日頃のレッスンにおいて、いつも繰り返し力説していることですが、それでも、理解している人がいるのかどうかというような惨憺たる現状です。

それでも、我がダンスファイナルは、人間の能力は無限大であるということを信じて、高齢化社会に向けた老人介護認知症回復健康プログラムとしての競技ダンスのカリキュラムを追及して行くわけですが、どこを見ても先行きは暗澹たる雲行きですので、あとは神頼みしかありません。

皆さん、神に祈りましょう。

アーメン、ラーメン、ぼくイケメン。

こらこら。

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2014年5月23日金曜日

競技ダンス実践テクニック「ベーシックフィガー・スローフォックストロット」


Basic Figures Slow Foxtrot(1)


Basic Figures Slow Foxtrot(2)


Basic Figures Slow Foxtrot(3)


Basic Figures Slow Foxtrot(4)


Basic Figures Slow Foxtrot(5)

スローフォックストロットについては、上級者でも競技におけるアマルガメーションのほとんどがベーシックフィガーで組まれていますので、それを正しく理解することが重要です。

その中でも代表的なフィガーがフェザーステップ、リバースターン、フェザーフィニッシュ、スリーステップという組み合わせですが、これはワルツのナチュラルターンと同様に、初心者から上級者までアマルガメーションの冒頭に踊られ、相対評価の対象となりやすく、採点に大きく関係しますので、多くの練習時間及び練習回数が必要です。

また、ウィーブ、ウェーブ、バウンスファーラウェイ・ウィズ・ウィーブエンディング、スリーファーラウェイなどが、代表的なスローフォックストロットの動きを表現するフィガーとなりますので、多くの選手がこれらを組み込んで競技のアマルガメーションを構成しています。

ただし、バウンスファーラウェイ・ウィズ・ウィーブエンディングについては、後ろ向きに速度のあるステップで長距離を動き、他選手と接触する可能性が多いので、超初心者勢揃いのダンスファイナルのアマルガメーションには組み込んでおりません。

ダンスファイナルにおけるアマルガメーションは、無能力者の皆さんができる可能性のある最低限のフィガーの中で、採点に最も効果のあるフィガーを組み合わせておりますが、それでも、ギブアップする選手もいて、どうにもならないのが現状です。

スローフォックストロットのカウントの取り方はSlow、Quick、Quickが基本ですが、ボールルームダンス発祥の国でもあり、その中心となるイギリスではそのように踊られておりません。

それで、そのカウントの取り方を表現するのに、第一Quickを伸ばすとか、Slow&Slowであるとか、1,2,3,4であるとか、コーチによってさまざまに解説されますが、JDSFのC級程度を目標とする場合には基本通りのSlow、Quick、Quickで取るのが無難であると思います。

しかし、自分はどうみてもダンスの才能があるので、何が何でもB級A級を目指したいという選手には、イギリス式のカウントの取り方を詳しく指導いたしますが、それが即、審査員の評価につながるかどうかは保証の限りではありません。

その理由については、多方面に差し障りが多々ありますので、詳細には申し上げられませんので、練習会で直接解説いたします。

ワルツはフォールによる上を支点とする振り子運動であるペンデュラム・スイングがその大きな要素ですが、スローフォックストロットにおいてはライズによる下の支点を中心とする逆振り子運動であるメトロノーム・スイングが大きな要素になります。

これをスローフォックストロットでは「フライト」と表現します。

その代表的なムーブメントがフェザーステップのフェザーフィニッシュにおけるフライトです。

その状態については、言葉で説明するのは困難ですが、Slowでロアして、次の第一Quickから第二Quickまでのフライトであり、イギリス式では1,2でダウン、3,4でフライトです。

このフライトもなかなか理解できないと思いますが、いろいろなトッププロあるいはトップアマの世界選手権等のビデオや動画を見て、正しいスローフォックストロットの踊り方のイメージを蓄積してください。

また、多くの選手がスローフォックストロットで勘違いしているのは「ロア」と「フォール」を混同していることです。

フォールは深く膝を曲げてスイング動作を起こすことですが、スローフォックストロットにおいては、それはありません。

スローフォックストロットでフォールを多用すると、いわゆる「悪いワルツ」になってしまいますので、トッププロあるいはトップアマの踊りを見て、スローフォックストロットの正しいスイングをイメージに捉えてください。

もちろん膝はフレシキブルに使われなければなりませんが、スローフォックストロットにおけるスイングは基本的にライズとロアによって表現されます。

そのためには、基本的なステップを正確に理解し行われなければなりませんので、今回取り上げたスローフォックストロットのベーシックフィガーのステップをひとつひとつ確認して覚えてください。

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2014年5月13日火曜日

競技ダンス実践テクニック「ベーシックフィガー・タンゴ」


Basic Figures Tango (1)


Basic Figures Tango (2)


Basic Figures Tango (3)


Basic Figures Tango (4)


Basic Figures Tango (5)

これらの動画で踊られているのは全てベーシックフィガーですが、その運用上のアライメントの違いや、他のフィガーとの組み合わせで、皆さんの知らない踊り方が大半であると思います。

そのようなベーシックフィガーを全て覚える必要はありませんが、全て「見ること」は重要です。

見るだけで、本人が理解しようとしまいと脳はそれを記憶します。

前頭葉・頭頂葉の見たものを経験したものとして記憶するミラーニューロンが活性化されて、その練習をしたのと同様の記憶となります。

人間の大脳には、自ら行動するときに活動電位を発する部分と、他の個体が行動するのを見ている状態のときに電位を発する部分があります。

これらの組織は本来別々に機能するわけですが、その両方に同時に活動電位を発生させる神経細胞があることが近年わかってきました。

それが、イタリアにあるパルマ大学の神経外科医ジャコーモ・リッツォラッティ(Giacomo Rizzolatti)教授らによって、1996年に発見されたミラーニューロンです。

ミラーニューロンは、マカクザルの脳による実験で直接観察され、人間においては、前運動野と下頭頂葉においてミラーニューロンと一致した脳の活動が観測されているということです。

ミラーニューロンは、神経科学におけるこの10年で最も重要な発見の1つであるとする研究者もいるぐらいの重要な脳の機能であるわけですが、一般にはまだまだその存在が認知されていませんので、その活用もあまりされていません。

その機能については、分かりやすくいうと、他の個体の行動を見て、まるで自身が同じ行動をとっているかのごとく、「ミラー(鏡)」のような反応をすることから名付けられた脳神経細胞です。

まあ、同様といっても、運動野に電位が発生したことを記憶として認知しただけで、実際にそれを行ったわけではないので、筋肉量も含めた運動能力の問題もありますから、そのままできるということではありませんが、そのおおよその動作の概念は体現した記憶として蓄積されるわけです。

これが、現実的には、いわゆるイメージトレーニングといわれるものの原理でもあるわけです。

しかし、たとえばあなたが、WDSFの世界選手権をい見て、トップ選手の踊りを見たとしても、その動きのモデルであるトップ選手と同じ動きができるということではありません。、

その動きをあなたの脳なりに解釈し理解したあなたの動きになるということです。

だから、実際には動画を見て、そのまま踊っているつもりでも、間違いだらけの動きになる場合も多々あるわけです。

しかし、その解釈の間違いを正すのはコーチである私の役目ですので、とにかく、皆さんは動画を何度も繰り返し見て、ベーシックフィガーの正確なステップ・ムーブメント・アライメントを脳に記憶させて、日々の練習にフィードバックして、現状を打開する一助としていただきたい。

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2014年5月6日火曜日

競技ダンス実践テクニック「ベーシックフィガー・ワルツ」


Basic Figures Waltz(1)


Basic Figures Waltz(2)


Basic Figures Waltz(3)


Basic Figures Waltz(4)


Basic Figures Waltz(5)


Basic Figures Waltz(6)

ご存知のとおり、ボールルームダンスのフィガーは、The Ballroom Technicなどの教本に掲載されている基本となるベーシックフィガーと、それをもとにして、ボールルームダンスの歴史の中でさまざまな形態に変化したバリエーションフィガーに大別されるわけです。

我がダンスファイナルでは、超初心者が6級から始めて半年でD級になったりしますので、特殊な事情やご意見のあるごく一部を除いて、全員がJDSF・DSCJのD級以上であるわけですから、競技においてはバリエーションフィガーを中心としたアマルガメーションを組んでいるわけです。

しかし、審査上で大きな比重を占めるのは、全ての選手に共通のステップであるベーシックフィガーであるということを理解しないと、効率的に審査員のチェックを得ることができないということを理解していただきたい。

たとえ、バリエーションフィガーであっても、そのもとになるのはベーシックフィガーのステップであり、アライメントであり、ムーブメントであるわけです。

だから、もとになるベーシックフィガーを理解しないと、バリエーションフィガー自体が勘違いの方向に行ってしまい、練習をこなせばこなすほど本来の踊り方とは離れたものになり、昇級に時間にかかることになります。

しかし、我がダンスファイナルにおいては、ベーシックフィガーとバリエーションフィガーの区別あるいは概念さえ理解てきていない人がほとんどであるわけです。

まあ、もちろん、高齢老人老婆勢揃いの会員諸氏に、基礎からこつこつなんて言ってたら、昇級する前にお亡くなりになってしまう危険性が多いわけですから、どーでもいいことは省いて、採点に直結することだけをカリキュラムに組んで教えているので、それはいたしかたのないことでもあり、コーチである会長の責任でもあるわけです。

しかし、現在では、ほとんど全員がD級という現状で、この先、さらなる昇級を望むには、もとになるベーシックフィガーを確認し、その正しいステップとアライメント、ムーブメントを学ぶことが、必要かつ重要なファクターであるということをご理解いただきたいわけです。

とにかく、ダンスを始めて数年という極めて少ない経験で、さらに、そろいもそろって練習嫌いですので、D級C級までに20年30年と費やしてきた他の選手に熟練度で追いつくことは不可能というより、さらにどんどんその差が開いていく一方であるということも現状です。

その熟練度の差を埋めるためには、「正しい踊り」をすることがひとつの方向性であり解決策となります。

そのために、このベーシックフィガーの動画をみて、正しいステップを理解して、現在の自分が何をしなければならないのかを根本から考えなおすこともその方向性のひとつとなりますので、動画を何度も見てステップをイメージとして記憶してください。

尚、この動画は、競技選手向けということではなく、ステップを中心とした、ビギナー向けのレッスンビデオですので、ホールド、姿勢、組み方などは参考にしないようにしてください。

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2014年3月24日月曜日

競技ダンス実践テクニック「ルッカ・バリッキに学ぶバランス」


Slowfoxtrot


Waltz


Quickstep


Tango

元世界チャンピオンのLuca Barrichi(ルッカ・バリッキ)は、私の先生の先生ですので、私は孫弟子に当たると言えるかもしれませんが、もちろん私の踊りは、このまぎれもない天才ダンサーであるLuccaの万分の一にも比肩できるものではありません。

しかし、私の踊りの原点がこのLuca Barrichiにあるのは否めませんし、競技ダンスを始めた十数年前のまったくの初心者で会った時期に、Marcus Hilton(マーカス・ヒルトン)、Andrew Sinkinson(アンドリュー・シンキンソン)とともに大きな影響を与えられたダンサーです。

日頃のレッスンで、わたしが皆さんに解説しているボールルームダンス・スタンダード種目における競技ダンスとしての理論は、私の先生を通して、このLuca Barrichiから学んだ理論が大半であるということができます。

それで、今回はLuca Barrichiのダンス理論の中核をなす「バランス」について解説したいと思います。

ダンスのもっとも基本となるものは、ポスチャーとポイズですが、ポスチャーは男女それぞれがバランスをとって垂直に立ち、よりよく踊るための理論であり、ポイズは二人で組んだ時にバランスをとり、よりよく踊るための理論です。

立つということはバランスをとらないことには始まりません。

とくに競技ダンスの場合は、片足のつま先で極限までライズして動く場面が多々あり、またそれを二人で組んでボディコンタクトをとり、複雑なステップ及びフィガーを構成しなければなりませんので、バランスをとるのが大変困難になります。

二人で立つ以前に、特にカップル構成要素の「リーダー」である男性は一人で立ってそのフィガーの構成であるルーティンを完璧に踊りこなせなければなりません。

リーダーである男性が一人で踊れないものが、二人で組んで相手をリードして踊れるはずがありません。

そのためには、男性は一人で音楽に合わせて、シャドウを何万回も繰り返すことが必要です。

女性の構成要素はフォロワーですので、男性のその完璧なシャドウの邪魔をしないということが第一の条件で、相手の動きに合わせ、フォルム、シェイプを完璧に形成して、それを崩さずに、ボディコンタクト位置である「コア」を常時認識して踊るトレーニングをします。

極端にいうと、女性は一人で馬鹿丸出しで夢中で自分勝手なシャドウをするよりも、とにかく男性と組んで踊ることが必要であるということです。

しかし、女性も最低限の基本的なステップやルーティンは覚えなければならないのは言うまでもありません。

そうは言っても、高齢で脳委縮筋萎縮の進んだ無能力者の集まりである我がダンスファイナル会員諸氏の場合は、男性が一人では音も満足にとることができないカップルが少なからずおられますので、男性一人でシャドウをこなすこともできない人もおられて、この基本的なメソッドが不可能であるという現実に愕然慄然で爆笑させられることもしばしばということになります。

しかし、そこで諦めてはデイサービス老人介護ボランティアとしてのダンスファイナルの御役目が果たせませんので、機能回復リハビリのカリキュラムをいろいろ考えて、レッスンに反映させていかなければならないわけです。

それで、まず、ポスチャーを作るポイントですが、もちろんこれは「正しく立つ」ということが基本になります。

正しく立つというのは、頭、肩、腰、足の接地点の4点が、重力の逆方向に一直線上に垂直に保たれているということです。

ところが、この頭、肩、腰、接地点の4点を垂直に保つというのは容易ではありません。

競技ダンスの場合は、フォルムを美しく見せるために、男女とも若干反り返ってホールドを組みますので、さらに困難になります。

それが、動き出すとさらに困難さは増して、複雑なバリエーション・フィガーの最中には、4点が垂直であることを意識することすら無理難題となります。

そこで、Lucca理論では、そのためには「アッパー・スパイン(Upper Spine)を軸足の接地点に垂直に保つ」ということが言われます。

Upper Spineの本来の意味は字義どおり「背骨・椎骨の上部」ということですが、この場合は、胸椎骨12個の最上部の第1胸椎骨である「首の付け根」を指すダンス用語という捉え方をしてください。

この首の付け根のアッパー・スパインが、どんなにスウェイしても、反り返っても、回転しても、常に重心のある軸足の接地点に垂直の位置に保たれるようにすれば、ポスチャーの4点が正しく保たれ、また、正しく立っているということができます。

このことは男女ともに共通なわけですが、ともすると、女性の場合は程度の低いコーチのお仕着せで、腰の股関節付近を押し付けることがコンタクトであると勘違いして、腰が前に出た妙な形が習性となって、ポスチャーがまったく構成されていない人が多々おられるわけです。

この腰を前に押し出して長期間に渡ってダンスを行うと、膝関節に著しく負担が掛かり、やがては病院でヒアルロン酸注射のお世話になるということになります。

実際に私がその腰を押し出した立ち方で立ってみると、膝に負担が掛かって立っていられたものではありません。

この動くことすら困難な体形体勢で、多くの女性が日々踊っているわけですから、奇跡のステップというほかありませんが、その結果、多くの女性ダンサーが膝や腰を痛めて病院通いをしておられるわけです。

正しいポスチャー、正しい立ち方であれば、膝や腰への負担は最小限で済みますので、腰や膝関節を痛めることはありません。

我々中高年老人老婆ダンス愛好家にとっては、本来は健康法であるべきはずのダンスが、不健康法になっていることに何の疑問も抱かず、あいかわらす程度の低いコーチのくだらないレッスンを漫然と受けて、腰や膝関節を壊して、こともあろうに病院通いになっている方が多々おられることに非常に危惧を感じます。

しかし、当人はそれが当たり前になっているのか、アタマのネジが緩いのか、たいして問題と感じていないことに驚きます。

どんなことがあっても身体を痛めてはいけませんし、無理負担を掛けてはいけません。

痛みをがまんして、間違ったコーチ・先生あるいは先輩選手のいうことを聞いてはいけません。

どこかが痛くなったら、そのコーチ・先生は間違っていますので、即刻、教室やサークルをやめることが必要であり、当たり前です。

あろうことかコーチ・先生自身があそこが痛いここが痛いと言ってるような場合は、もうこれ論外ですので、そのコーチ・先生に習っているあなたのバカさ加減と脳味噌の腐り具合を疑いましょう。

正しい立ち方、正しい踊り方であればどこも壊れませんし、病院通いになるなんてとんでもない事態にはなりません。

ダンスファイナル会員にも膝関節や腰を痛めてヒアルロン酸注射やブロック注射のお世話になっている方が幾人かおられますが、例外なく、ダンスファイナルに来る前に、わけのわからないコーチにより、わけのわからない間違った立ち方踊り方を教え込まれた結果です。

まあ、日本中の無能力なクズゴミコーチを敵に回す悪口雑言はともかくとして、これは女性に腰の股関節付近を押し付けるなということを言っているのではなく、男女とも正しく立った場合は股関節付近はコンタクトしようがないと言うことです。

その正しいボディ・コンタクトをLuca理論では男女の右の肋骨と肋骨を噛み合わせるという言い方で表現されます。

しかし、もちろん、カップルバランスが各組それぞれですので、必ずしも右の肋骨と肋骨が噛み合うわけもありませんし、ホールドの形状から頭部をAway(離す)させるために、実際にコンタクトするのはお互いに肋骨の下の肝臓のあたりということになります。

この動画のLuca and Loraine Barrichi組の踊りを見ても分かる通り、男女間の股関節部分はコンタクトするというよりも、逆に隙間が空いているということがわかります。

このように男女がお互いに正しいポスチャーで立てば、股関節部分は開くということに気づいてください。

その立ち方で男女が横に半分ずれて、右側の肝臓あたりの位置をコンタクトした部分が、前述の「コア(中核、中心)」ということになります。

スタンダードダンスにおける全てのムーブメントはこのコアを中心として行われなければなりません。

男女が組んで立った時は、コアを常に意識して踊ることが必要です。

しかし、コアの他に、ポスチャー維持のためにはアッパー・スパインも常に意識しなければなりませんし、音も常に意識しなければなりませんし、ホールドも常に意識しなければなりません。

これを全部同時に行うことは、どう考えても、実際には無理難題不可能であることが、脳味噌が腐りかけた皆さんにもご理解いただけると思います。

それを解決するのは「練習」に他なりません。

それらが身体に入り、意識しなくてもそのようになるまで、ひとつひとつ個別に練習することが必要です。

しかし、ルーティンも満足に覚えられないような、競技選手にあるまじき皆さんのおそまつな練習量でそれを期待するのは無意味であるのが現実ですし、さらに、人生の夕暮れ時は遥かに過ぎて闇夜を歩く老い先短い会員諸氏の残された時間を思うと、私は日々、苦慮困惑し、どうしていいかわからないわけですが、解決策として神に祈る毎日です。

神よ信仰なきわれを助けたまえ。

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2014年1月27日月曜日

WDSF 2013 World DanceSport Championship Standard /The Final



The Final of the 2013 World DanceSport Championship Standard in Kiev, UKR, on 23 November.

2013年11月23日にウクライナのキエフで行われたWDSF世界選手権スタンダード決勝の模様です。

決勝戦出場選手の背番号

28. Sergei Konovaltsev - Olga Konovaltseva, RUS(ロシア)
41. Yury Petrov - Yana Kozhukhar, UKR(ウクライナ)
54. Simone Segatori - Annette Sudol, GER(ドイツ)
61. Salvatore Todaro - Violeta Yaneva, BUL(ブルガリア)
64. Emanuel Valeri - Tania Kehlet, DEN(デンマーク・優勝)
69. Dmitry Zharkov - Olga Kulikova, RUS(ロシア)

ご存知のようにWDSF(World DanceSport Federation)は、超初心者超高齢者揃いのダンスファイナル会員諸氏が主に出場するJDSF(公益社団法人日本ダンススポーツ連盟)の上部団体です。

その決勝戦の模様ですので、このファイナリストたちのダンスが皆さんの追求するダンスの頂点であり、求めるテクニックの全てがここに集約されていると言えるわけです。

優勝は背番号64番のEmanuel Valeri - Tania Kehlet組ですが、順位はともかくとして、この大会の模様を見て気がつくのは、私が今年の年頭に話した、WDSFアマチュアトップ選手たちのフィガーの高度化です。

数年前には考えられなかったようなフィガーやステップが多用され、それがどんどん高度化して複雑になるのは、国際的なアマチュアトップ選手の競技会では、審査基準において、フィガーや構成のオリジナリティが重要視されるからです。

フィギュア・スケートで言えば構成点・技術点を含めて、その評価を得るために、限界の高度なステップやジャンプの技術を組み合わせて加点を得るということと同じです。

このオリジナリティは、将来のオリンピックを見据えて審査規定の改定が行われていけば、さらに重要な要素となってくるわけです。

しかし、世界的にWDSF(アマチュア団体)とWDC(プロ団体)が相反して利権争いに終始している現在のボールルームダンス界の現状では、オリンピックは遥か遠い将来と言わざるを得ないわけですが、まあ、いずれにしても、超底辺ダンサー勢揃いの我がダンスファイナル会員諸氏には、ほとんどというより、全く無関係な話であるというご意見には全く反論の余地もありません。

もちろん、この世界のアマチュアトップ選手たちの、バリエーションのバリエーションのバリエーションというような高度で複雑なフィガーやステップは、ベーシック・フィガーも満足にできない、脳も筋肉もすっかり萎縮して脳もスカスカ筋肉ヨレヨレ超高齢超無能力アルツハイマー認知症進行中のにっちもさっちもいかない我々超底辺ゴミダンサーには真似るべくもありません。

しかし、そんな絶望的な我々にも、ホールド・ポイズ・ポスチャーにおいては、工夫しだいではそれに近いものを作ることは可能であるというところに一縷の希望がないこともありません。

世界のトップ選手の高度なステップやフィガーを取り入れることは全く不可能でも、そのホールドを含めた立ち姿はそうとう近いところまで取り入れることができます。

これは実に重要なことで、誰でも工夫次第で「世界チャンピオン」と同じホールド・立ち姿になることができるということです。

しかし、これも、ダンスファイナル会員を代表とする高齢化で脳が萎縮しているため瀕死状態の脳機能で、さらに日本の教育環境とその後の会社勤めによる左脳偏重使用により、ホールドの形態形状を認識する右脳が機能していないため、それを見ても何が何だかわからないというのが実情であるというところに問題の根本があります。

つまり、いくらすばらしい踊りを見ても、そのトップ選手のホールドがどうなっているのか全くわからないというのが実際のところで、自分ではどうにもこうにもならないという人がほとんどです。

さらに、サークルなどの愚にもつかない低レベルなコーチの間違った指導でチャンピオンとは似ても似つかない見るに耐えないひん曲がったホールドで無駄な練習に終始して、多くの人が、首、背骨、腰、膝などを痛めて、通院入院の憂き目に遭ったりしてるわけです。

このホールドや姿勢の問題はトッププロなどの優れたコーチの指導でなんとか解決するわけですが、我々ゴミダンサーがプロの全日本チャンピオンにお願いしてもおいそれとは教えてくれませんし、たとえ、教えてくれたとしても、本人の体が加齢による筋肉関節の硬化石灰化で硬くて不可能という人も多々おられます。

そこで、重要になるのが日々のストレッチの継続です。

ところが、超底辺超高齢ゴミダンサーの特徴は、スポーツ選手の常識であるストレッチを疎かにするどころか、やり方すら知らないというのがほとんどで、たいていはその研究すらする気がありません。

もう、この無能低能自堕落ぶりはどうにもこうにもならないというのが現状ですが、しかしそれを解決しようと思えばストレッチの方法については巷間に数多(あまた)溢れ、書店に行けばDVD付の解説書がいくらでも手に入りますし、ネットで調べても、動画も含めてそれなりに学べるわけですので、手間を惜しまず、正しいストレッチを学び、それを日々継続して、少しでもボールルームダンサーとしての身体機能・身体能力を向上させることが必要です。

また、ストレッチはスポーツに欠かせない必須要素であるとともに、私たち趣味の老齢クズゴミチリダンサーの本来の目的である「健康」あるいは「アンチエイジング」に非常に有意な効果をもたらします。

さて、そのホールドですが、この動画の最初に踊られるワルツを見ても分かる通り、男女間の頭部を元にしたアウェイ(Away・離れる)と大きなボリュームを見て取れます。

それとともに、男女のアッパースパイン(首の付け根)を頂点として組み合った手までの間がひし形に形成されているのがイメージとして理解できると思います。

まあ、右脳が機能していない皆さんにイメージを説明するのもナンセンスな話ですが、現在の競技ダンスのスタンダード部門ではこのひし形をいかに崩さずに、高度なフィガーやステップを行うかということが、技術・テクニックとしての要素になります。

それが、審査員からは視覚的に「美しい」と捉えられるからです。

どんなに正しく、技術的に優れていても、美しくなければ、バレエ同様に芸術という側面を持つボールルームダンスとしては成立しません。

また、ひし形を保つということは、男女の「一体感」を保つということでもあり、これはやはりボールルームダンスを構成する最重要な要素のひとつということにもなります。

極端に言うと、男女ともにひし形に組んだボディとアームを動かさずに、首から上の頭部だけを回し踊るというイメージです。

海外選手の踊りを見ると、全てのテクニックはそのために大半を費やされると言っても過言ではないくらい、最近のホールドはひし形を剛直なほど崩しません。

そのひし形に保たれるハードなホールドをイメージに焼き付けて、それを体現することを今後の練習の課題とすることが、どうでもいい瑣末なテクニックをあれこれ学ぶよりも、競技ダンスの目的である昇級のためには有効な時間の使い方であるということを理解してください。

まあ、この解説を、お粗末な読解力も含めて、理解できる人がいるのかどうかも怪しい状態の、我がダンスファイナル会員老人老婆諸氏の脳機能と身体機能の現状を考えると、私自身も含めて、日々絶望の縁に立たされることしばしばであるとは思いますが、それでも「人間の可能性は無限大」ということを信じてあきらめずに練習していただきたい。

練習は裏切りません。

ただし、正しい練習でなければならないのは言うまでもないことです。

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