2014年12月21日日曜日

競技ダンス実践テクニック「ハードボディ&ソフトハンド」



動画は2014年11月16日にオーストリアのViennaで行われたWDSFのWorld Open Standardの決勝の模様です。

まあ、我がダンスファイナルでは、先日もベーシックも満足に踊れない超初心者のO組が4級から数ヶ月でD級に昇級したわけですが、これはO組がダンスファイナルのレッスンを受けて、いわゆる「踊りがうまくなった」とか、高度なフィガーを多用したとかいうことではありません。

ベーシックも満足に理解できない超初心者のO組がうまいはずもありませんし、何年あるいは十数年もダンスを踊ってきた他選手に比較すれば、技術的にはもう、目を覆わんばかりの低レベルなものです。

しかし、その熟練者を尻目にゴボウ抜きでD級に昇級したわけです。

これはO組が、ダンスファイナルのレッスンで学んだ、「競技ダンスにおける基本的なこと」を正しく踊ろうとしているということが審査員にアピールしたからにほかなりません。

その基本的なことの第一は、もちろん、音にステップを正確に合わせることです。

そして、第二は、正しい立ち方と正しいホールドを保って踊ることです。

第三は、限界の大きなストライドです。

これ以外の、音楽的表現だのフットワークだのは、超初心者超老人老婆勢揃いの我がダンスファイナル会員諸氏にはまったく不可能なことですので、いっさい必要ありません。

人間は諦めが肝心ですので、捨てるところは捨てないと、何も達成できないことになります。

無駄なものはどんどん捨てるという断捨離は家庭生活に限らずダンスに置いても活用できる思考法ですので、いらないものはどんどん切り捨てて、精神状態をクリアにしてください。

ダンスの技術向上のためには、プラスすることではなく、マイナスすることが重要です。

何年あるいは十数年もかかって下位級で苦しんでいる選手は、何が足りないかではなく、何が余分なのかを考えることが必要です。

その余分なものは、市井に氾濫する、話にもならない低レベルなコーチ・先生あるいは加齢により脳がおかしくなった教え魔の先輩ダンサーに刷り込まれた、愚にもつかない間違った技術ですので、それをいっさいがっさい捨てることが必要です。

それをきれいさっぱり捨て去ってから、プロフェッショナル統一全日本ダンス選手権大会のファイナリストレベルのトッププロに正しい教えを乞えばいいわけですが、どういうわけか、そんな選手は私の周囲にはさっぱり見当たらず、あいわからず、どう考えてもまともなことを教えるとは思えないわけのわからないコーチ・先生に習って、老い先短い人生の残り少ない時間を膨大に無駄にしているわけです。

トッププロは下位級の選手には教えてくれないというデマもありますが、そんなことはありません。

プロはご商売ですので、アプローチの仕方によってはいくらでも教えてくれます。

ただし、ダンサーの頂点であるトッププロは天才であるだけに例外なく大変エキセントリックですので、あなたの性格とのご相談ということになります。

いずれにしても、ド下手がド下手なコーチ・先生に習えばさらに下手になるというのは子供でも分かると思いますが、ハエは生ゴミに集まるというのか、クズはクズどうし寄り集まるというのか、老齢による軽度認知症でわけがわからなくなっているというのか、とにかく、無意味なことはやめて、落ち着いて冷静にものごとを判断して、効率よく昇級できるような正しい方向性をつかむことが必要です。

もちろんダンスファイナルの10分程度の無料レッスンでうまくなろうなんてのは愚の骨頂で、時間の無駄の見本みたいなものですが、まあ、ダンスファイナルは健康第一を旨としておりますので、あちこちの身体の仕組みについて無知蒙昧で愚鈍なコーチ・先生による間違った指導で壊された身体の治療・回復と思えば、その効果は歴然であるのを実感される会員諸氏は多々おられると思います。

まあ、ダンスファイナルは下手過ぎてどうにもならないド下手能無しクズゴミ選手の最終道場というご意見もありますが、私は魔法使いではありませんので、私の指導を受けたからといって、即効果が出るということでもありませんし、脳の具合が著しく悪くて日本語もうまく理解できない人の場合は、全く効果がない場合もあるということを予めご了承いただきたい。

ド下手能無しクズゴミの皆さんに対する悪口雑言暴言の数々はともかく、その正しい方向性は、この動画の選手のような、皆さんの所属しているJDSFの上部団体であるWDSFのトップアマ達の踊りにあります。

それで、この動画から今回学んでほしいことは、競技ダンスにおける身体の作り方の基本中の基本の「ハードボティ&ソフトハンド」です。

もちろん、これは特定の男女ペアで競技ダンスを踊る際の基本であって、不特定多数の相手と踊るサークルダンスやパーティーダンスにおける基本ではありません。

この「ハードボティ&ソフトハンド」は、正しいポスチャー&ポイズと正しいホールドを踏まえてのことですが、その姿勢、形、を崩さずに踊るために必要な要素です。

しかし、実際に聞いてみると、「ポスチャー&ポイズ」同様に、「ハードボディ&ソフトハンド」という言葉を聞いたことすらない人がほとんどですので、いくらこれを解説してもなかなか理解できす、ほとんどの選手が真逆の「ソフトボディ&ハードハンド」で踊っています。

ハンドというのはいうまでもなく「手」です。

手は手首から先の、手のひらと指を含めた部分です。

肩から手首までは、「腕」つまり「アーム」です。

だから、体幹。頭部、腕を含めてボディであり、手首から先の手のひらと指のみがハンドということになります。

もう一度言いますが、「手首から先の手のひらと指」以外はボディです。

ハードというのは「堅い,固い,硬い,硬質の」ということです。

ちなみにソフトは「柔らかい」です。

当たり前です。

しかし、当たり前のことが当たり前に理解できないから、ポスチャーもへったくれもないくらいひん曲がってふにゃふにゃのホールドで下を向いてちょこちょこと情けない踊りをして下位級に甘んじているわけです。

たとえば、「ストライドを広げなさい」と指導すると、「ストライドってなんでしょうか?」と質問されます。

「ストライドは歩幅です」と言うと、「歩幅を広げるにはどうするんですか?」と質問されます。

「歩幅を大きくすれば広がります」と言うと、「歩幅を大きくするにはどうするんですか?」と質問されます。

まるでコントですが実話です。

これは、サポートティングフットだのムービングフットだのと、ド下手能無しクズゴミにはどうでもいいことをどこかのマヌケなコーチに習ったために、まともな会話が成り立たなくなっているわけです。

すべてがこの調子ですので、とにかく、「当たり前のことを当たり前にする」という当たり前のことを当たり前に理解することが当たり前のダンスをするために必要なのは当たり前であるということを当たり前に理解しなければなりません。

さて、無駄話はともかく、その当たり前の基本中の基本が「ハードボティ&ソフトハンド」であるわけですが、それを今回の動画からも学ぶことができます。

まあ、踊っているのは世界のトップ選手ですので、私達には望むべくもない極限のアウェイ(男女が身体を反らせることによる男女間のフォルム)やスウェイはともかく、この動画を見てもわかるとおり、選手は全員が手首まで含めて剛直なホールドのハードボディで、さらに限界のストライドのハードなムーブメントであるということがわかります。

そうとう脳の具合が悪い人でも、この動画の選手の誰一人として、ふにゃふにゃの柔らかいホールドで、へろへろなしょぼい動きの選手は居ないのがわかるはずです。

いわば、「ハードボディ&ハードムーブメント」です。

全員が限界のハードなホールドで、限界のストライドでハードで鋭いムーブメントで踊っているわけです。

ムーブメント・動きの柔らかさというのは、鍛えぬかれた強い脚力によるスイングの大きさと、絶え間ない練習の結果の熟練度によるスムーズな動きによって醸しだされるのものであって、「意識的に柔らかく踊る」ということではありません。

もちろん、関節の可動域の大きさによる柔軟性と「意識的に柔らかく踊る」ということは根本的に違います。

審査基準にも「柔らかく踊る」という項目はありません。

足腰を鍛え、限界のストライドで練習を限りなく繰り返すことがスムーズでイン・タイムな踊りに結びつき、それが審査員に評価されるのであって、柔らかさを基準にして審査員がチェックを入れることはあり得ません。

脚力もなく熟練度もないものが「柔らかい動き」なんてことを意識すると、ふにゃふにゃのホールドでへろへろの踊りになり、競技ダンスの基本中の基本から外れてしまうわけです。

ところがこれを理解したと思っても、練習場などで脳の具合が極めて悪い先輩ダンサーにひと言「踊りが硬い、もっと柔らかく」なんて言われるようもんなら、すぐ動揺して、真逆の「ソフトボディ&ハードハンド」になって、ふにゃふにゃのホールドとへろへろの動きになるわけです。

それで一次落ちして大反省したはずのBB組でさえも、なかなかこれを継続することができないところに、人間の面白さがあるわけです。

私は現役時代に5人のトッププロに師事しましたが、誰一人として「柔らかいホールド」だの「柔らかく踊れ」なんてバカな指導はありませんでした。

「もっとホールドを張れ、枠をしっかり、ボディに力を入れろ」「限界までストライドを広げろ、もっと大きく、もっとハードに」ということが共通の指導でした。

つまり、レベルが低いコーチほど「柔らかく踊れ」と言い、レベルが高いコーチほど競技ダンスにおける基本中の基本の「ハードに踊れ」という指導であるわけです。

だから、もし、あなたが低レベルなコーチ・先生あるいは脳神経細胞が極度に萎縮し脳機能が著しく低下した先輩ダンサーに「柔らかく踊れ」と言われた場合は、いっさい相手にしてはいけません。

意識で柔らかい踊りを演出しようと思うと、ホールドが緩み、ボディが緩み、ストライドが縮み、音にも甘くなり、審査員がチェックを入れようがなくなる踊りになります。

本来の踊りの柔らかさというのは、鍛えぬかれた強靭な足腰による強烈なスイングあるいは限界のストライドと、絶え間ない練習を継続した結果の熟練度によるスムーズなムーブメントにより生み出されるということが競技ダンスの根本であるということを、あなたの衰えた海馬を叱咤して、なんとか記憶していただきたい。

まあ、これを読んでる人がいるのかどうかも怪しい上に、読んでも前頭葉の働きが極めて悪いために理解できない人も多々おられますから、これだけ口を極めて罵っても、あいかわらずふにゃふにゃのホールドでへろへろの踊りをするとは思いますが、まあ、あとはいつものように神に祈るしかありません。

なむあみだぶなむあみだぶ。

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